ホームページの維持費がポイント

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ポイントはホームページの月額課金料金(2000年代後半)

このように、2000年代中期〜後期にかけては、無料で使えるワードプレスやMovableTypeといったCMSツールの使い勝手がまだまだ初心者には難しかったため、使い勝手がいいように独自開発されたCMSツールを利用する中小企業が増えてきました。

 

初期費用も数万円とそれほど高くないサービスが多く、法人用のホームページとしてまずは始めてみようという中小企業のニーズがあったため、そうしたサービスを提供する業者も少しずつ増えていきました。

 

こうしたWEB制作業者がどの部分で、収益を上げていたかというと、CMS型ホームページを納品していた企業から支払ってもらう、月額費用の部分でした。

 

自社でCMSシステムのサーバーも持っているため、その利用料を月額課金サービスとして徴収していたのです。

 

その額は、基本月額費用にして4000〜9000円程度が主流だったでしょうか。

 

今までのWEB制作会社が、100万円ほど初期費用を取ってホームページを作っていたことを考えれば、初期費用数万円で月額費用数千円で自社のホームページが持てることが画期的だったことを分かってもらえると思います。

 

ですが、そうしたシステムを提供するWEB制作業者の数が増えてきたこともあり、業界内は価格競争に陥りました。

月額6000円って安い?

法人用ホームページを作ることが、汎用的、一般的、コモディティー化してきたこともあり、利用者の興味関心は、月額課金のシステムに集まりました。

 

このCMSタイプのホームページ管理システムを提供している多くのWEB制作業者が、月額利用料金を6000円前後に設定していました。

 

この6000円という値段ですが、今の皆さんから見たらどう映るでしょうか。
例えば2007年頃、このシステムを利用していたユーザーと今の皆さんが感じる感想は180度異なったものになると思います。

 

おそらく

 

ホームページ維持費用に月額6000円?うわっ、高!!

 

って感じる方が多いと思います。

 

それは、時代背景が異なるからです。

 

その当時は、その価格帯のサービスを選ぶのがコストパフォーマンスの良いベターな選択肢だったのです。

 

ですが、今の皆さんと同じような疑問を持つ人が少しずつ増えていきました。

 

月額費用を6000円支払うとすると、年間にして72000円の出費となります。
それを会社を存続させる期間中ずっと払い続けるのは、果たしてどうなんだろう?

 

という疑問です。
会社がめでたく10周年を迎えるころには、月額費用として払い続けてきたトータルの費用は上記のケースだと72万円にもなります。

 

将来複数サイト持つことになったら莫大なコストに

そして、これは1サイトのみの価格です。
10周年迎える企業であれば、地方に支店を持っていたり、海外向けのサイトを別に作成していたりするものです。主力商品の紹介に特化したサイトも別サイトとして作っているかもしれません。

 

これらのサイトが仮に合計で10サイトあったとすると、10年間運用したとして、単純計算とはなりますが、その合計は720万円ほどにもなります。

 

月額サービスとして

 

・サーバー利用料
・サポート費用
・SEO対策費用

 

などがが入っていても

 

そもそも必要ないし、そんなの必要に応じて自前で用意するよ。

 

って思う人たちが年々増えてきました。

 

さらに、このような独自システムを使ってホームページを作った場合、汎用性がないため、せっかく作ったホームページを別のレンタルサーバーに移行するのがものすごく大変な場合が多いことに利用者は気づき始めました。

 

こうしたことを考える利用者が少しずつ増えてきたため、このような独自CMSシステムによる月額課金タイプのホームページ制作サービスはちょうど2010年初期ごろには少しずつ衰退期を迎えてきます。