ホームページ制作費が値崩れした2000年中期

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ホームページ制作費の値崩れ(2000年中期)

WEB制作周りの技術革新に伴い、またWEB制作業者の数の増加により、2005年ぐらいからHP制作費の相場が少しずつ下がっていきました。

 

その背景にはホームページの作り方自体に大きな変化があったことも関係します。

 

もちろん、今までと同じようなやり方でホームページを作るスタイルは今でもあります。
その料金自体もかなりのスピードで値崩れしたのですが、それ以上に衝撃的だったのが、CMSタイプのホームページ作成ツールが出回り始めたことでした。

 

CMSとは、WEB上で自分で簡単にホームページを作成、更新できるツールで、この出現により、ホームページ制作業者にホームページ作成を依頼する意味が少しずつなくなりつつありました。

 

もっとも、CMSで作るホームページが、2000年代初期のころの市販のホームページ作成ソフトと同レベルの完成度であれば、WEB制作業者の作るホームページと質の面で差別化することができたのですが、このCMSで作るホームページは、ビジネス用途として見ても見劣りするものではなくなってきました。

 

ムーバブルタイプ、ワードプレスの出現です。

 

ただ一つ、ホームページ作成業者抜きで、素人がCMS形式でホームページを作るには難点がありました。

 

それは、CMS形式でホームページを作るのは難しい

 

ということです。

 

更新は簡単なんです。ある程度出来上がったホームページに文言を加筆修正したり、画像を追加するのは簡単。

 

ただし、1からCMS形式で法人用のホームページを素人が作るのには、まだまだ高いハードルがありました。

使い勝手の良いCMSが一時的にヒットした理由

そんなわけで、ある程度HP制作業者が作りこみ、納品するというスタイルが少しずつ流行りはじめました。

 

1.ムーバブルタイプ(Movable type)で業者がある程度作りこみ、今後のサイト更新作業のみホームページ所有者側で管理画面からWEB上で更新

 

2.ワードプレス(WordPress)で業者がある程度作りこみ、今後のサイト更新作業のみホームページ所有者側で管理画面からWEB上で更新

 

3.独自のCMSシステムをWEB制作業者が持っており、ある程度の外枠が作られた状態で納品されてくる。HPのコンテンツ更新作業はホームページ所有者側で管理画面からWEB上で行う。

 

 

1と2にあるムーバブルタイプとワードプレスですが、両方とも基本的には無料で利用できるCMSです。これらのプログラムをレンタルサーバー上にアップロードし、オンライン上でWEBサイトを作りこんでいくのですが、当時のワードプレス、MTともに、使い勝手が悪く、初心者にとっては敷居の高いCMSでした。

 

そのため、3のような、使い勝手がいいように独自開発されたCMSツールを利用する中小企業が増えてきました。